#01入社～現在の仕事について

分析の仕事を経験し、現在は排水処理業務を担当

大学院時代は環境分析化学研究室に所属し、界面活性剤の簡易分析法の確立について研究していました。そこで身につけた分析の知識や、分析機器を使った経験を生かしたいと考え、相田化学工業を志望。クラブ活動が盛んで、中学生のときから力を入れてきた野球を続けられることにも魅力を感じました。
入社後は、分析管理部の分析グループで6年間、分析の実務を経験。その後、かねてから希望していた施設管理グループに異動になり、工場で貴金属を回収した後に排出される液の処理を行っています。

#02具体的な仕事内容

適切な処理で規制物質を取り除き、排水基準値を遵守

生産工程で排出された液は、薬品を投入して処理を行い、法律で定められている規制物質が排水基準値以下であることを確認してから排水しなければなりません。その排水処理が私の仕事です。受け入れる液が毎回同じではないため、反応を見ながら薬品投入量を調整して、液に合った処理を行っています。
また設備に不備があると処理が止まってしまうため、常に安全に稼働できるよう稼働状態を監視するなど運転管理も行っています。

• 1日のスケジュール（シフト制）SCHEDULE

  • 8:00出社後、排出される液の調査
  • 9:30受け入れた液を処理タンクに移送
  • 10:00排水処理
  • 11:00タンク移送と排水処理を断続的に繰り返す
  • 13:00昼休憩
  • 14:00排水処理
  • 17:00使用した薬品の量や在庫の管理 どれくらいの廃液を受け入れたかなどデータ入力して業務終了
    

• 休日の過ごし方PRIVATE

  

  会社の保養所をよく利用しています。 先日も「宇佐美寮」に宿泊して近くの海で家族とのんびり過ごしました。

#03やりがいや達成感を感じられるとき

業務を見直し改善した結果、生産性が格段に向上

排水処理の工程において、品質・作業性・安全性の向上と経費削減を実現するため、同僚と相談しながら改善活動を実施。特に品質・作業性については、今まで紙で管理してきた作業記録を、エクセルを使ってPCで管理できるようにしました。データ統計も取れるようになり、業務履歴の追跡が可能となったことで、生産性がアップしただけでなく「処理中にこういう挙動があった」など、引継ぎの情報も共有できるようになりました。目に見えて効果が表れたのでうれしかったです。今後は自身の経験を生かして、皆が働やすい環境づくりを目指します。